社員インタビュー

前野 ジョナサン和志

2018.04.13 ビジネス アニメ

クリエイターじゃなくても"モノづくり"ができる、XFLAG PICTURESのマーケター。

こんにちは、XFLAG スタジオのキャリア採用担当です。
XFLAG スタジオの各職種の仕事内容や働き方を紹介する社員インタビュー。XFLAG PICTURES篇の第三弾としてお送りするのは、XFLAG PICTURES マーケティング戦略グループマネージャーの前野です。

プロフィール写真.jpg前野 ジョナサン和志(まえの じょなさん かずし)

大手IPプロデュース会社を経て、2017年4月に株式会社ミクシィに入社。
XFLAG PICTURES マーケティング戦略グループにてマネージャーを務める。趣味は野球、ゴルフ、トレカ、映画鑑賞など。

前野 ジョナサン和志のこれまで

――「和志」はミドルネームということですが......。

前野:
はい。アメリカ人の父親と、日本人の母親のハーフです。生まれも育ちも日本なので、英語は話せませんが......海外に旅行すると、現地の方が英語で話しかけてきます(笑)。

――そういえば、聞いた気がします(笑)。現在はXFLAG PICTURESが制作するアニメのマーケティングに携わっていますが、アニメ業界の知見を持っていたんですか?

前野:
いえ、ほとんどありませんでした。前職では主に、某有名キャラクターのライセンス企画・営業を担当していました。会社としては、ゲームから出た大きなIPを持っていましたが、私自身はアニメ関連の業務というわけではなかったですね。
当時、主な業務として担当していたのは企業タイアップです。自社のIPを活用していただく施策やキャンペーンの提案を、タイアップ企業向けに行なっていました。

――そちらには新卒で入社したということですが、もともとエンターテインメントに興味があったんですか?

前野:
ないわけではありませんが、学生時代は金融を勉強していましたし、親も金融関係に勤めていたので、なんとなくそちらの業界に進むのかなと思っていました。ただ、私の就職活動の時期は、ちょうどリーマンショックが起きたことで、金融業界で採用されるのが難しかった頃でもありました。それもあって、「そもそも何がやりたかったのか?」と思い直したんです。そしてこの先何十年も仕事をしていくと考えたうえで、直感的に興味を持ったのがエンタメだったんですね。

――直感ですか!?思い切りましたね。

前野:
はい。思い返せば最初はそうかも知れません。ただ、人生において「ヒット作や世に残るものに携わりたい」という強い想いは昔からありました。前職のIPは非常に有名でしたし、個人的にも子どもの頃から親しんでいたものだったので、そのキャラクターを通じて世の中にインパクトを残せるんじゃないかというのが志望動機でした。

――その後、どういった経緯でミクシィに入社したんでしょうか?

前野:
前職は、強力なIPを軸に稼働している組織で、そのIPしか扱わないことが強みでした。IPを再度ヒットさせるというモチベーションで働いていましたが、実際にその瞬間を目の当たりにしたことで転職を決心しました。そんな時に、たまたま紹介されたのがミクシィでした。鈴木さん(XFLAG PICTURES部長)とお話して、「『モンスターストライク』(以下、モンスト)という強力なIPを持ちながらも、まだ次のヒットの足がかりを探している会社なんだ」と感じました。そのため、「ここであれば、チャレンジを続けながら大きなヒットをいくつも生み出せる仕事に関われるのではないだろうか?」と思ったんです。面接のあとすぐに「ぜひジョインを」というお話があり入社を決めました。

――入社後はすぐXFLAG PICTURESに?

前野:
はい。別の部署に配属されるという話もあったようですが......私自身は良い仕事ができるのであれば、あまり部署にこだわりはありませんでした。入社したのはちょうど『モンストアニメ2017』が始まるタイミングでしたね。
モンストアニメ 消えゆく宇宙編」「いたずら魔女と眠らない街」から本格的にアニメのマーケティングを担当するようになりました。現在はマーケティング戦略グループで、アニメ作品すべてのマーケティング責任者として携わるほか、今後展開される作品では、プロデューサーも担当しています。
『モンスト』も歴史自体は短く、まだまだスマホアプリの枠を超えてIPとして拡がる可能性のあるコンテンツですし、もちろんXFLAG スタジオとしては『モンスト』以外のことに挑戦しても良い。今はアニメ領域から「次は何をするべきか?」と考えている状況ですね。

"本質的"なマーケティングを大切にしている組織

――2つの作品に関しては、どういったマーケティングを実施したんですか?

前野:
アニメのマーケティングにおいては、「その作品についてお客さんにどこまで知ってもらって、どこまでを敢えて伝えないか」が重要になると思っています。実際に作品を観ていただいたときの驚きを最大限高めるのが、マーケティングの役割だと思っています。2つの作品のマーケティングについても、それは強く意識していましたね。
加えて、私たちが手掛けるアニメの場合は、お客さんに観てもらって高まった熱量をどうアプリで発散させるかを意識して創っています。できるだけ多くのアプリユーザーの方々が楽しめるものを創りたいと思っている点は、通常のアニメ制作と違う点かも知れません。


――「アプリとの連動」では何を意識していますか?

前野:
「ストーリーが面白い」ことはもちろんですが、アプリとの連動でキャラクターの魅力が高まることが重要だと思っています。今もベンチマークとしているのは、過去の「マーメイド・ラプソディ」という作品に登場した「キスキル・リラ」というキャラクターです。
物語の中で彼女が重要なキャラクターとして登場したことで、視聴者の方々の間で非常に人気が高まりました。それは、アプリの『モンスト』に「キスキル・リラ」が登場した時のユーザーさんの熱量に反映されていたように感じています。私がXFLAG PICTURESに入る前の作品ではあるんですが、今でもキャラクターの魅力付けという意味では、「キスキル・リラ」は超えていかなければならない存在だと思います。

――所属グループはマーケティング担当ですが、キャラクターづくりにも携わるんですか?

前野:
はい。キャラクターづくりはもちろん、シナリオなど作品の完成までには多くの意見を出します。世の中のマーケティングには、完成したプロダクトに対して「宣伝やって」「PRやって」と、組織が縦割りになるケースが多いかもしれませんが、鈴木さんとは「アニメを創り始める時点で、それが視聴者に届くところを想像できるような一気通貫の体制に変えたい。」という話をよくしています。
また、アニメ制作という観点では、一部のクリエイターに権限と責任が集中していた従来の体制ではなく、複数の部署で意見を出し合いながら、客観的に面白い作品を創っていきたいんです。そうした体制が、この半年ぐらいでようやく整ってきた気がします。
このように、我々はただできあがった作品に対してマーケティングを実施するわけではないんです。創る段階からマーケティング戦略グループも視聴者さんの目線で意見を言って、それが作品に反映されることもあります。そういった意味では「本質的なマーケティングを大切にしている組織」だと言えるかもしれません。

――「本質的なマーケティング」というと?

前野:
自然に考えれば、マーケティングにおいてプロダクト自体も非常に重要です。そもそも、プロダクトそのものが顧客のニーズやシーズを満たしていないと、1回観てもらうことはできても、それが口コミ等で広がることは難しいわけですから。マーケティング担当にとっては、プロダクトに魅力がないことを逃げ道にもできてしまいますしね。「魅力のないものを創りたくない」というところから関わることができるのは、XFLAG PICTURESで行っているアニメのマーケティングの大きな魅力かも知れません。ある意味、クリエイターじゃなくても"モノ"を創れるわけですから。

――作品づくりにおいてマーケティング戦略グループの役割も広がっていますね。

前野:
そうですね、その分、常にプレッシャーもありますね。全然観てもらえなかったらどうしようとか、面白くないと言われたらどうしようとか。でも、それがかえって楽しさにもつながっています。ヒットしたら自分達の力だと言い切れますからね。周りの人たちの仕事ぶりを見ていても思いますが、「責任があるからこそ楽しい」という風土は、XFLAG スタジオ全体に根付いているのかも知れません。

重要なのは視聴者目線

――マーケティング戦略グループでは、どのような人材が活躍できると考えていますか?

前野:
「視聴者の目線でマーケティングを思考できる人」ですね。世の中の人気作品をきちんと分析し、本当に視聴者が楽しいと感じるアニメがどのようなものなのかを考え抜くことが求められると思います。また、クリエイターさんたちも含めて積極的に意見交換を行いますので、意見をはっきりと言える人が望ましいです。反対に、受け身で自分の意見が言えない人や、他の人のストレートな物言いに耐えられない人は活躍が難しいかも知れません。

――意見を言う際は、直感と理性のどちらを重要視されていますか?

前野:
私の場合は、99%理性ですね。やはり、直感の鋭さではクリエイターの方には勝てないので......。理性でしっかり意見を言えるようになるために、万人にとって面白い作品とはどういうものなのかをプライベートでも研究しています。それをクリエイターにも納得してもらうために、ロジカルなマーケティング思考が求められていると思います。

――では最後に、求職者の方へのメッセージをお願いします。

前野:
『モンスターストライク』もユーザーさんに長く楽しんで頂いているおかげで、非常に規模感の大きいコンテンツに成長し、数えきれないほどのキャラクターがいます。『モンスト』だけでも、創り出せるアニメの可能性はほぼ無限大と言えるでしょう。さらに、会社としても新しいチャレンジには意欲的です。
XFLAG PICTURESに応募してくれる方には、これまで携わっていた職種は問いません。私ももともとは、アニメ作りに一切携わっていませんでした。これまでご自身が従事していた職種と違うことを理由にXFLAG スタジオへのジョインを見送っていた方も、「アニメっていう選択肢もあるんだ!」と思ってもらえれば嬉しいです。

***

「マーケティング」という領域から、"モノづくり"に関わっていくXFLAG PICTURESのマーケティング戦略グループ。その背景には、「キャラクターに魅力を与えて、アプリをさらに楽しんでもらいたい」という前野とチーム全体の想いがあります。プロダクトづくりから関わる「本質的なマーケティング」に興味をお持ちの方は、ぜひ応募をご検討ください。


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※本文中の組織名・所属・役職はインタビュー時点のものです

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