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比奈本真・青山智史

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2018.08.24 スペシャル対談 ビジネス イベント ゲーム

イベントプロデューサー対談:今ある『モンストグランプリ』だけじゃない。目指すのは「XFLAGらしいeスポーツ」の創造。

こんにちは、XFLAGキャリア採用担当です。XFLAGの各職種の仕事内容や働き方を紹介する社員インタビュー。今回は、今年6/30、7/1の2日間に幕張メッセで開催し4万人超が来場したイベント『XFLAG PARK2018』のプロデューサーを務めた比奈本と、eスポーツ大会『モンストグランプリ』のプロデューサー青山の対談をお届けします。

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比奈本 真(ひなもと しん)

イベント企画運営会社などを経て、2016年ミクシィに入社。
XFLAGのイベントプロデューサーとして、『XFLAG PARK』のプロデュースや、eスポーツ大会『モンストグランプリ』のディレクションを手掛ける。

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青山 智史(あおやま さとし)
2011年ミクシィに入社。
SNS『mixi』、『モンスターストライク』のサーバ/インフラ構築にエンジニアとして携わった後、他新規事業の企画業務に従事。
2016年11月よりモンストの企画を担当し、2017年12月からは『モンストグランプリ』のプロデューサーを務める。

※プロフィール写真はイベント当日に撮影したものです

『XFLAG PARK』で目指すのは「遊び場の提供」

――まずは、今年も『XFLAG PARK2018』が終わりましたが、改めてこのイベントに関して、参加したことがない方にもわかるように趣旨などの紹介をお願いします。

比奈本:
モンスターストライク(以下、モンスト)』をはじめとするXFLAGのIPを拡張し、ユーザーさんにまったく新しいエンターテインメント体験を提供することが、核となるコンセプトです。大変ありがたいことに今年で3回目の開催となりますが、初回からそのコンセプトは一貫しています。

内容としては、ステージ上で実際に『モンスト』等を使用したゲームバトルを展開するXFLAG GAME SHOW、IPの持つ世界観を様々なエンターテインメントと融合・昇華させたXFLAG ENTERTAINMENT SHOWの二軸です。加えて今年は新しくお客様に「参加」してもらう試みとして、初の体験型アトラクション『Alice in Madland』を展開しました。

――イベントの開催はPRとしての意図もあるのでしょうか?

比奈本:
それもありますが、それ以上にXFLAGが目指している「B.B.Q.(バーベキュー)のように"みんなでワイワイ"できる場所を提供する」、という意味合いのほうが強いです。実際に来場されたお客様も、1人でいらっしゃるより複数人で連れ合って来ていただいたお客様のほうが圧倒的に多かったですね。

もともと『モンスト』をマルチプレイしていたお仲間同士で参加されるケースもありますが、イベントを通じて仲良くなったお客様がマルチプレイを楽しむようになるなど、我々の目指す「B.B.Q.」のきっかけとなることもあるようです。これは、『XFLAG PARK』に限らず、XFLAGが開催する『モンストナイト』など他のイベントにも共通しています。

――「遊び場の提供」ということですね。

比奈本:
そうですね。『XFLAG PARK』は年に一度の大イベントということで、とりわけ大きな遊び場を提供していると思います。

――続いて、『XFLAG PARK』にそれぞれどのように関わっているのか教えてください。

比奈本:
私は全体の総監督という立場ですね。昨年までは運営面を監督していましたが、今回からコンテンツ含めて全体を見るようになりました。

青山:
私は『モンストグランプリ』に注力しています。具体的には、アプリ『モンスターストライク スタジアム(以下、モンストスタジアム)』のプロデューサー、そして『モンストグランプリ』では企画から運営全般まで見る立場です。

『モンストグランプリ』の歩み

――ここからは『モンストグランプリ』の話を中心に伺います。まずは『モンストグランプリ』の歩みをざっと聞かせてください。

比奈本:
「eスポーツ」という観点で言えば、2015年に開催した『モンストグランプリ2015』が最初になるかと思います。その後『モンストグランプリ2016 闘会議CUP』、『モンストグランプリ2016チャンピオンシップ』、『モンストグランプリ2017 チャンピオンシップ』を開催し、今回へと続いています。

――今年で4年目。回数を重ねてきましたね。

青山:
『モンストグランプリ』はXFLAGが掲げている「"アドレナリン全開"のバトルエンターテインメント」というミッションにしっかりと合致しています。実際に勝敗が決まるし、ガッツポーズして抱き合う勝利チームと、その勝利チームを讃えながらも悔し涙を流す敗退チームという、情熱のコントラストが生まれる。その様子から垣間見えるドラマは、参加していない方にとっても「自分ごと化」できるものだと思うんですね。選手と観客の方が「アドレナリン全開」になれるイベントへとなってきていると思います。

――以前に比べて大会の規模に変化はありますか?

比奈本:
参加していただけるユーザーさんの数は「どれほどの規模の会場を確保できるか」に依存するため、ここ1年は大きく変わっていません。より多くのチームに参加いただけるよう、予選を行う各都市での会場確保には、特に課題感を覚えています。

一方、認知規模の拡大という点では、公式YouTubeチャンネルでのライブ配信で大きな成長を感じますね。回を追うごとに視聴してくださる方が明確に増えていて...。今年は去年と比較して1.5倍ほど多くの方に見ていただき、注目していただいているんだな、と実感します。

――そうした"伸び"の要因はどこにあると考えますか?

青山:
純粋に、認知されてきているということが理由のひとつだと思います。最初は「名前も知らないプレイヤーさんがいきなり登場して、エンターテインメントとして成立するのか?」という点は不安でしたが、回を重ねるごとに選手が認知されてきたように思います。それに加え、選手のスキル向上も大きく起因しているのではないかと。最近の大会でのレベルは、全体的に本当に高くなってきていると感じています。

――確かに! 同じプレイヤーさんにとっても参考になるのかもしれませんね。

青山:
そうですね。もうひとつ、これまで『モンストグランプリ』で使われるステージは『モンストスタジアム』のアプリにしか登場していなかったのですが、今回は『モンスト』でも「降臨クエスト」としてプレイできるようにする試みを行いました。その結果、大会に参加していない方でも『モンスト』をプレイしていれば選手のプレイのすごさがわかりやすかったのかもしれません。

比奈本:
それに加えて、特に地方予選ではチームを「応援する文化」が根付き始めていると思いますね。これは、大会を継続するうちに毎回安定して勝ち上がるチームが出てきたことが要因の一つだと思います。やはり、好きなチームが毎回勝ち上がってくれると観客も応援しやすくなるでしょうから。
主催する側としても「応援する文化」のさらなる醸成を次のステップとして考えています。

今年の大会を振り返って

――今年の大会で注力したポイントを教えてください。

青山:
競技者視点、そして観客視点に分けて考えて改善を進めてきました。

まず競技者視点の改善。ランダム要素の整理としてアイテムの出現位置の調整を今回行いました。アイテムの配置やその他偶発的な要素でチームが勝利すると、選手にまったく非がなくても「運で勝ったんじゃないか?」という声が上がってしまう。大会として開催する上でこうした事態は避けなければなりませんし、eスポーツという観点でも望ましくありません。一方で、ランダム要素が完全に不要かと言われれば競技性・面白さの観点からも必要となる部分もあり、この運要素と競技性のバランスは今後も継続して改善を図っていきたいと考えています。

観客視点で改善した点は、まずは「応援手段の提供」ですね。例えば、スティックバルーンなのですが、声を張れない方でも応援しやすいように来場者全員にお配りしたものなんです。私なんかは声が全然通らないので(笑)。そういう方でも応援に気軽に参加していただきたいという意図で提供しました。

――なるほど。声を出したい方には存分に声を出していただき、声を出せない方にはスティックバルーンを振ったり叩いたりして参加していただくということですね。

青山:
はい。他にも、バトル画面のレイアウトや演出も改良してきました。レイアウトでは、これまで両脇に離していた画面を中央に寄せて見やすくし、サイドに各選手の表情を映し出すことで観客の方が感情移入しやすくなったと思います。

感情移入のための試みと言えば、リプレイ時の音声出力もそうですね。リアルタイムで選手の声をスピーカー出力すると作戦がお互いにわかってしまいますが、リプレイであれば問題ないだろうということで。対戦中の緊迫感や、選手の一挙手一投足に隠された意図が分かり、観客の方には興味深くリプレイを見て(聞いて)いただけたのではないでしょうか。

――対戦前にキャラを選ぶ「ピックシステム」も流れがよくなっていたと感じました。

青山:
はい。以前はMCが進行していましたが、今回は選手の端末操作のみで進むようにしました。そうすることで、ピックの時間を短縮するとともに、MC・解説が観客側の視点から話しやすくなったのもよかったと思います。

――イベントを終えた今、特に印象に残っているシーンはありますか?

青山:
決勝ラウンドでは会場の盛り上がりから観客席が暑く、冷房を強めるようお願いしたタイミングあったのですが、「もう全開です」と(笑)。事なきを得たのでよかったのですが......反対に言えばそれぐらい大会全体の、まさしく「熱量」が高まっているんだと感じましたね。

――それはすごい! 盛り上がりと言えば、オープニングの演出や選手の登場シーンも印象的でした。

比奈本:
そのあたりはうちのチームの担当ですね。今回、事前にプロ選手にヒアリングする機会があり、そのとき記憶に残ったのが「観客との距離が近いと、顔が見えると安心する」という言葉でした。この言葉を反映して、選手の皆さんが観客の近くを歩いてステージに上がる作りにしました。

XFLAGが送り出す「eスポーツ」のこれから

――『モンストグランプリ』の今後の展望を聞かせてください。

青山:
競技者として参加していただけるプレイヤーの方、それに観客の方も増えていき、『モンストグランプリ』を今以上に多くの方に熱く楽しんでもらえるように取り組んでいきたいです。また、プレイヤーの増加は『モンストグランプリ』だけでなく、『モンストスタジアム』全体で広げていけたらなと思っています。

――というと?

青山:
『モンストグランプリ』はプレイヤーのスキルが向上する一方で、大きな舞台なので「コア化」の現象が起きることが予想されます。例えば...極論ですが、サッカーで草サッカーをやっている方にいきなり「ワールドカップ出る?」と言っても、レベルが違いすぎるなと感じ、出ないですよね。『モンストグランプリ』も同じような状況で、門が開かれているけれどハードルを高く感じるプレイヤーの方もいるのではないでしょうか。でも、それがもっと身近な小規模な大会であれば参加して勝てるかもしれない。そういった形で、その人のモチベーションやスキルにあった場を提供できればと考えています。『モンストグランプリ』に参加しよう、もっと応援しよう、という想いが作られ、文化として根付いていくと思っています。

――なるほど。とすると、最近のeスポーツとしての動きやプロライセンスの発行も『モンストグランプリ』のハードルを上昇させる要素とも言えますよね。その影響はありましたか?

比奈本:
もちろん「ハードルが上がった」という声もありますが、概ねよい反響かと思います。大会に参加される選手の皆さんにも好印象のようで、具体的には「賞金以外の明確な目標ができた」という声が多く寄せられています。その一方で「賞金もプロライセンスもいらないから大会に参加してみたい」という方がいることも認識はしていて。先ほど、青山が言ったようにそういった方に向けた場や施策を打ち出していきたいとは考えていますね。

――eスポーツの将来や、XFLAGとしてどうeスポーツにどう取り組むか、といった展望を聞かせてください。

比奈本:
世界で見ると、市場規模はものすごいスピードで拡大していると感じていますが、日本に限定すると「まだそこまでではない」という印象です。ただ、eスポーツに興味を持って情報収集している関係者が急激に増えているのは事実ですね。過渡期には差し掛かっているので、興味を持っているステークホルダーがきっちりコストを投じればサイクルが回り始めると思っています。ですから我々もしっかりとこの領域にチャレンジし、サイクルを回したいと考えています。

XFLAGとしての取り組みという点では、既存の「eスポーツ」というイメージのみにとらわれるようなことはしたくないと考えています。もちろん、日本においても以前からeスポーツに取り組んでこられたIPホルダーや団体があることは存じ上げていますし、市場をしっかりとくみ上げられた皆様を凄くリスペクトしています。ただ我々はそのうえで、我々なりの「eスポーツ像」を、ターゲットを的確に把握しながら発信していきたいですね。

青山:
「eスポーツ」というワードをまず押し付けるのではなく、仲間とともに目標へ向かって情熱を注いでいくことの素晴らしさをアピールしていきたいですね。大会に触れていただいた方に、「これがXFLAGのeスポーツなんだ」と後から理解していただく形でもまったく問題はないと思います。

――最後に求職者の方に向け、やりがいを含めてメッセージをお願いします。

青山:
『XFLAG PARK』という大きな舞台で大会をプロデュースできるのは、個人的に大きな魅力だと思っています。『モンストグランプリ』やeスポーツ業界を盛り上げていきたいとお考えの方は、ぜひ一緒に仕事をしましょう。

比奈本:
今回の『XFLAG PARK2018』を例にとっても、実はイベントそのものだけでなく『XFLAG TICEKT』というチケット販売サービスも自社で展開しています。このように、手掛ける領域が幅広いのも我々の大きな強みです。eスポーツそのものを盛り上げたい方にはもちろん、周辺領域まで視野を広く見据える方にとっても、ご活躍いただける環境が整っていると思います。

***

『モンストグランプリ』やeスポーツ事業への展望について存分に語った二人。『モンストグランプリ』を軸に、今後はまた別の大会や「"アドレナリン全開"のバトルエンターテインメント」の場が生まれてくるかもしれません。興味を持った方は、ぜひXFLAGへのご応募をご検討ください。

募集職種一覧はこちらから。
https://career.xflag.com/career/



※本文中の組織名・所属・役職はインタビュー時点のものです

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