社員インタビュー

石川祐輝・生島光

2018.06.22 エンジニア 全コンテンツ

「正しい分析結果がサービスのルートを作る」

こんにちは、XFLAG スタジオのキャリア採用担当です。
XFLAG スタジオの各職種の仕事内容や働き方を紹介する社員インタビュー。今回は、モンスト事業本部ゲーム運営部解析グループから、マネージャーの石川と同グループ研究開発チームのリーダー生島の対談をお送りします。

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石川 祐輝(いしかわ ゆうき)

2011年新卒でミクシィに入社。
SNS「mixi」の機能改善や分析業務を経て2014年、XFLAGに異動。現在の解析グループの元となる業務に立ち上げから参画し、現在は解析グループのマネージャーを務める。

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生島 光(おじま ひかる)

2013年新卒でミクシィに入社。
SNS「mixi」で様々な分析業務や分析ツールの作成を担当後、2015年にXFLAGへ異動。
現在は解析グループ研究開発チームのリーダーを務める。

これまでの経歴

――お二人とも学生時代からプログラミングを学んでいたということですね。

石川:
私は高専5年生の時にプログラミングを始めました。電気工学科だったんですが、私がいた研究室の先生は最新技術への感度が高く当時から強化学習(AIの分野の一部)の研究をしていました。大学・大学院では、少し分野を変えて教育工学を専攻しました。

生島:
私は大学・大学院で計算機科学を専攻していました。プログラムを書いたときの動きを、数学的に証明する分野なのですが、実習を行っていく中で、数学よりもプログラミングのほうに興味を持つようになったんです。

――大学院を卒業後、石川さんは2011年に、生島さんは2013年にミクシィへ新卒入社していますね。

石川:
もともと大学院1年生の時に、ミクシィのインターンシップに1カ月ほど参加したんです。メンターについてくださったエンジニアの方々がストレスなく働いているということが伝わってきて、印象はとても良かったですね。就活では3社受けましたが、ほかの2社が選考途中の段階でミクシィが決まったので「あそこなら大丈夫だろう」と入社を決めました。

生島:
私もミクシィに好印象を抱き、入社を決めた部分はあります。エンジニアになるために、とりわけWeb・エンタメ系を中心に就職活動をしていたんですが、ミクシィの面接では「(社員が)自社のサービスを真剣に考えているな」という印象を強く受けました。後は、「素朴な言葉で真摯にコミュニケーションをとってくれる会社だな」というイメージを持ちましたね。過去には「Scrap Challenge(ミクシィ主催の学生向けセキュリティイベント)」で声をかけていただいたこともあったので、馴染めそうだと思い入社を決めました。

――入社後、石川さんはどういった業務を?

石川:
SNS「mixi」の改善を1年弱行っていました。ちょうどスマートフォンが普及し始めた頃で、細かな改善が多かったんです。データ分析に触れたのもこの頃ですね。日記やコミュニティといったmixi個別のサービスを分析していました。その後、2014年の1月には、XFLAG スタジオに異動。当初はサーバーエンジニアになるつもりでしたが、翌月には木村(こうき)さんの声掛けで、企画の部署で分析を担当することになりました(笑)。

当時はモンストがスケールしていった時期だったので運用が本当にいっぱいいっぱいで、最低限のことしかできていない状態でした。DAUや売上などのデータをExcelで管理していたり。そういった処理を自動化して、スプレッドシートで共有できるようにして......などを私が担当しました。

生島:
私は、最初SNS「mixi」の分析チームに配属されました。mixiのサービスの分析や分析基盤の運用をやっている4~5人のチームです。XFLAG スタジオに異動する前の石川さんとは半年程一緒に働きました。当時からご飯に連れて行ってもらったりしましたね。

――生島さんがXFLAGに異動したのは2015年2月で、それまでには石川さんから何度もスカウトがあったとか。

生島:
最初に誘われた時は、「もっと深く改善点を見つけたい」「分析ツールを仕上げたい」という、やり切りたい想いがありました。また、大規模なシステム移管のタイミングだったり、「mixiでやりたいこと」が山ほどあり、Yesとは言えませんでした。その後、業務が落ち着いた頃に異動を決めました。

――生島さんに声をかけていた特別な理由があったんでしょうか。

石川:
人柄やスキルといった理由はもちろんありますけど......一番は余裕がなかったことですね。本当に、誰か連れてくるしかなかった(笑)。

――なるほど(笑)。それまでとは性質の違うサービスの分析を担当することになったわけですが、戸惑いなどはなかったですか?

生島:
「mixi」というメディアプラットフォームから『モンスターストライク』(以下、モンスト)というエンタメに分析対象のサービスが変わることはあまり気にならなかったですね。異動して感じたのは、XFLAG スタジオの人が抱いているプロダクトへの熱量が高いということ。みんな、『モンスト』を良くプレイしてるし。

――異動後から現在まではどういった業務を?

生島:
2年半くらいは、データ分析と基盤開発を兼任していました。現在は、自分のスキルセット的に開発のほうがマッチするのと、貢献できるのではないかと思い、開発に注力しています。

他部署が物事を進める根拠になるように

――続いて、解析グループの具体的な役割へと話を移します。まずは、発足のきっかけから現在までの簡単な沿革を教えてください。

石川:
先程話した木村さんの声掛けが分析業務の第一歩でした。最初は私一人だったので、いろんな人にご飯をごちそうしながら人員を増やそうとしていました(笑)。この頃は、やっと分析の環境ができた段階、といったところですね。

生島:
私が異動してきた2015年には、深く幅広いデータを誰でも取得できるように、ゲームのプレイ状況を簡単に確認できるダッシュボードを作りました。データを分析用に変換するETL処理を整備したのもこの頃ですね。

石川:
『モンスト』のステージがかなり増えてきたので、Excelでは管理が難しくなってきたんですよ。それで、Webツールであるダッシュボードが求められるようになったという背景があります。

生島:
2016年には、ログデータを分析用にきちんと整理したデータマートや、それを誰でも利用できるようにBIツールを導入したりしました。それまでは各部署から都度リクエストを受けて必要な分析結果を提供していたんですが、BIツールの導入で各部署に分析結果を入手できる環境が整ったことになります。とはいえ、実際に使うにはSQLの知識が必要ですが......。

石川:
利用する方のSQLの知識をカバーするため、2017年に社内向けのSQL勉強会を開催しました。リアルタイム処理が始まったのもこの頃ですね。それまで1日ごとの処理が基本だったんですが、もっとコンスタントな処理が可能になりました。

――開発ツールが整っていくのは、現場からの依頼ベースでしょうか?

石川:
それもありますが、自分たちの「やってみたい」とか「これがあったら便利そう」という先回りの着想からが多いですかね。もちろん、マネージャーとしてチームメンバーの「何かを作ってみたい」という意思は、なるべく尊重するようにしています。それが一番モチベーションが上がる動機だと感じるので。

――他部署との関わりについてもお聞かせください。

石川:
各部署とは何かしら関わりがありますね。当然、ゲーム企画やマーケティングはゲーム内データの分析結果やアンケートの集計結果を反映して次の施策を打つことが多いので、特に距離感が近いのではないかと。また、動画グループやイベントグループから、ランキング企画用にデータ集計のリクエストが来ることもあります。ある日、マーチャンダイジングの方から商品にプリントするキャラの検討のため、よく使われているキャラのリストアップを頼まれたこともありますね。反対に、開発チームには集計元となるデータの提供でお世話になっています。

――関わるうえで、意識していることはありますか?

石川:
データの用途はなるべく聞きますね。場合によってはリクエストされている以外の集計結果や、違うアプローチの集計結果を提供することもありますし、各部署が正しい分析結果を根拠として動けるように意識しています。

後は、集計ってやろうと思えば永遠にできてしまうので、適切な集計範囲を見定めるためにも他部署とのコミュニケーションは大事にしています。

「想像できること」は実現可能。

――ここからは少し「未来のイメージ」に話を移しましょう。これまでも「やってみたい」「便利にしたい」という着想から、様々な環境を構築してきたと伺いました。現在は、また新たなイメージを抱いているそうですね。

石川:
はい。主に自動化の部分です。理想は解析グループがなくても他部署が分析できるような環境の構築ですね。すでに昨年新卒で入社したメンバーがその第一弾に着手しています。

――自動化......。もう少し詳しく伺いたいです。

石川:
具体的には、数字の変化要因を探る業務を自動化させたいと思っています。現在は、経験と個人のスキル、勘に依存する部分が多い業務なのですが。機械に任せることで効率化したり、今より面白い結果が得られたりするかもしれない。

究極はSFアニメや映画のブリーフィングみたいなイメージ。分析結果が3D映像で表示されて、パラメータもぐりぐり変更できて、話しかけたらAIが全部説明してくれたり......。

――まさにSFですね。実現可能なんでしょうか......。

石川:
「想像できること」は実現できると思いますよ。

生島:
技術的な好奇心は常にありますし、自動化へのモチベーションはチーム全体で高いはずです。なにより、「面倒なことはなるべく省いていきたい」と思っていますから。他部署や他のチームの業務自動化にも積極的に絡んでいきたいですね。

求職者へのメッセージ

――解析グループで働く上での魅力とは?

生島:
現在の『モンスト』のサービス規模だと、何かの数値を1%改善しただけでもものすごく大きな変化がある。そうした変化に間接的な形でも貢献できるのは、大規模なサービスだからこそ感じられる魅力なのかと思います。正直、どの改善にどの集計が役立ったのか判別することは難しいのですが......。ステージのつくりや難易度調整には、解析グループの集計結果が活用されていると思います。

石川:
開発しているものの性質上あまりユーザーさんのダイレクトな反応を目の当たりにしたことはありませんが......以前にイベントの会場に足を運んで「使われているキャラランキング」の発表に立ち会ったときは楽しかったですね。「第1位ってイザナミなの!?」みたいな反応が(笑)。後は、開発しているものは基本的に社内で利用するツールなので、社内で感謝の言葉をかけてもらえることもあります。コミュニケーションも多いので仲良くなりましたよ。

――なるほど。後は、何かオペレーション上でシンプルな楽しさなどはありますか?

石川:
私は明らかなボトルネックを見つけたときですね。結構、見つけるの大変なんで(笑)。

生島:
遅かった処理が早くなったときや、運用が簡単になったときは、シンプルに楽しいです。

――では最後に、解析グループで活躍できる人物像を、求職者の方へのメッセージとしてお伝えください。

石川:
部署の内外でコミュニケーションが多いので、ちゃんと本音を言える人だとありがたいです。ただ、思いやりがないと誤解が生じてしまうかもしれない。双方のバランスを意識できる方であれば、ご活躍いただけると思います。

生島:
やるべきことを自分から見つけられる方でしょうか。もちろん、やりたいことを見つけられる方も大歓迎です。主体性を持って動く人には裁量は与えられますし、現に新人も自発的に成長しています。能動的に取り組める方は、ぜひ一緒に仕事をしましょう。

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ユーザーさんに直接還元されることはないものの、確実にサービスの改善に貢献し、ユーザーさんの驚きやワクワクの素となっているデータ解析。グループがこれまで実施してきた改善の背景には、強い知的好奇心と能動的に行動する姿勢があるようです。同じ想いを共有できる方は、ぜひ解析グループへのジョインを検討してみてください。

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2018年4月に生島が登壇したイベントレポートです。
ぜひご覧下さい。
U30なエンジニアが集い熱いバトルを魅せた『Battle Conference U30』


※本文中の組織名・所属・役職はインタビュー時点のものです

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