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2018.04.24 マーケター

Next Marketing Summit 2018 登壇レポート 『eSports最前線!~各社の戦略と今後の展望~』

Next Marketing Summitとは:
Next Marketing Summitは、スマートフォンゲーム業界の第一線で活躍するマーケッターや広告代理店、広告メディア関係者によるセッション、交流を目的とした国内最大級のイベントです。

こんにちは。XFLAG スタジオのキャリア採用担当です。
XFLAG スタジオへの理解を深めていただくために発信している"XFLAG スタジオ活動報告"。
今回は、4月19日(木)に開催された Next Marketing Summit 2018 にてミクシィの執行役員であり、ライブエクスペリエンス事業本部長の田村がトークセッションに参加した様子をお伝えします。

当日、18時から行われた『eSports最前線!~各社の戦略と今後の展望~』と題されたセッションでは、弊社より執行役員の田村、そしてSupercellさまからは、コミュニティーマーケティングを担当されている脇様、そしてモデレーターとしてCyberZ執行役員の大友様によるパネルディスカッションが開催されました。

トークテーマ

1. 取り組んでいるeSportsについて(自己紹介兼ねて)
2. どのようなきっかけ(目的)でeSportsに取り組んでいるか?
3. マーケティング視点でどのような効果が得られるかor期待しているか?
4. 日本でeSportsが流行るために必要なことは?

こちらでは、主に当日田村がお話させていただいた内容より、概要をご紹介させていただきます。

1. 取り組んでいるeSportsについて(自己紹介兼ねて)

  • 自己紹介
    ・担当としては、主に2つの領域がある。1つ目はIPを活用したビジネス開発としてのマーチャンダイジング。
    ・2つ目はお客様とのエンゲージメントを図る目的としてコンテンツマーケティングを手がけている。
    ・eSportsとしては、このコンテンツマーケティングの取り組みの中で実施している。

  • 大会として初開催となったのは2015年。先日のモンストグランプリ2018 闘会議CUPまでで5回開催している。
    こちらの大会では、史上初のプロライセンスが発行された。
    主な実績として、昨年のモンストグランプリ2017では、参加数約2,100チーム(約8,400人)、視聴数は決勝大会で400万人、観客数は4万人(ともにXFLAG PARK 2017)と、観る観点でも少しずつ底上げされている印象。

2. どのようなきっかけ(目的)でeSportsに取り組んでいるか?

  • やはり戦略コンセプト「B.B.Q.」体験の提供。
    そのなかで、最初のきっかけは社内の懇親会であった。私達は会社の懇親会でも常にみんなでワイワイをコンセプトに実施しているが、過去にモンストの特定のステージのクリアタイムを競ったところ非常に盛り上がった。自分達がシンプルに楽しめることは共感性も生まれると思い、大会を視野にいれた計画を始めた。

  • 取り組みの意図としては、チームを組み、何かを目指すこと、そして我々がその体験を提供することに、ゲームのプレイ以外のバリューを見出している。

  • グランプリ開催にいきつくステップとしては、2015年4月の「モンストスタジアム(現モンスターストライクスタジアム)」リリース後、YouTubeを通じて遊び方を伝え、大会への流れを作った。

3. マーケティング視点でどのような効果が得られるか or 期待しているか?

  • この4月からライブエクスペリエンス事業が立ち上がったが、社内的にもはじめての事業領域である。
    今後の展開としては、現状のマーチャンダイジングやコンテンツマーケティングに留まらず、興行のビジネスチャンスなど、企業として踏み込める領域は広がっていくと思っている。

4. 日本でeSportsが流行るために必要なことは?

スター選手の育成は大切だと思われるが、そこへの取り組みや、試行錯誤していることは?
  • 日本でeSportsが流行るためには憧れの対象を創ることは重要である。
    そして、スター選手を育成するうえで重要なのは、まずはプロ選手だと思っている。
    最終的には、プロのeSportsプレイヤーとして生計が立てられる世の中にすることが大切である。
    近年、YouTuberが"こどものなりたい職業"で上位を占めるようになり、世の中的にも認められてきた印象。
    同様に、eSportsプレイヤーも、職業として認められていく世界を創っていく。

  • 昨年、弊社の大会では、優勝チームへの賞金を3,000万円として運営した。
    チームが4人編成のため、一人当たり750万円となり、一年間は生活できる収入である。そこには夢もあると思っている。生活が成り立つのであれば、ゲームのプロを目指す空気感も醸成できる。このような"時流"を創っていくことがとても大切だと考えている。
スターを育成するうえでやってることは?
  • 大会においては、出場チームの人間性を感じてもらえるよう、特別な映像を制作し視聴者の方々に感情移入していただけるよう取り組んでいる。
    また、キービジュアルなどにおいては、敢えてゲームを前面に押し出さず、モンスト自体知らない方でも入り込みやすい空気感の演出を意識している。世の中の時流を創っていくためには、コアな方だけでなく、広く世の中に受け入れていただけるコミュニケーションを重視していきたい。

  • 質疑応答の一部をご紹介

    当日、聴講者の方からあった「そもそもeSportsという言い方はゲーム大会と思われ、その言葉から受ける印象と実際との乖離が普及の足かせになってないか?」という質問がありました。
    田村からは、
    • ワード自体はやっとここまで広がってきた印象がある。2015年から大会を実施している立場としては足かせになってる印象は無い。ただ、eSportsの定義はまだないかもしれない。例えば、サッカー、野球はコンテンツとしてはひとつだが、eSportsはそこで扱われるタイトルも多岐にわたっていて実態が捉えにくい。
      eSports=○○という状態になると、より加速するのではないかと思っている。
    と回答。

    ~ *** ~


    この日、ともにご登壇された方々とともに、私達XFLAG スタジオも、まだまだ黎明期である日本のeSportsを牽引する存在でありたいと思っています。

    またぜひ、このような登壇の機会をいただけましたら、幸いです。

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